それは、人にとっての服装のようなもの。
どこへ、いつ、誰と行くのか。誰からどう思われたいのか。
その意図を表現し、相手の印象をコントロールするためのもの。
企業には、目標にふさわしいイメージがあるはずです。
そのイメージにより早く、大きく近づくための手段。
それが人であれば服装、企業であれば広告であると考えます。
あなたの会社、そして商品には、どんな服を着せますか?
今までに存在しなかった商品、誰もが奪い合うような商品ならば
飾り気などないシンプルなドレスを着せて、舞台へ載せるだけでいい。
しかし、同種類・同レベルのライバルひしめく中に送り出すのなら、
キラリと光らせるために、ふさわしいファッション、
ヘアメイクやアクセサリーといった演出が必要です。
良い商品だからこそ選ばれた人たちに向けてアピールしたいというなら
尚のこと、それなりの品格をもたせなくては。
良い服は、自然と身に着ける人の背筋を伸ばし、シャンとさせます。
ブランドイメージが良いと、社員もプライドを持って働けるもの。
高質な広告は、外部に向けての発信のみならず、
社内への意識改革という効果をも生みだします。
その影響を考えれば、クリエイティブの水準を保つことは
企業にとって疎かにはできないことなのではないでしょうか。